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K-Channelとは
韓国にまつわる様々なニュースを紹介するメディアです。読者の韓国にまつわる知りたい情報を届け、韓国の事をもっと知ってもらう、好きになってもらう事を目標としています。
構成作成作業について
構成作成作業の重要性
私たちが記事を作成していく上で、もっとも避けたいことが読まれない記事を作成してしまうことです。せっかく時間をかけて書いていただいたのに誰にも読まれないのは、ライターさんにとっても私たちにとっても悲しいことです。
そうならないためにも、構成作業が非常に重要になってきます。高品質の記事を作成するには、高品質な構成を作成することが欠かせません。
構成作成は慣れるまで時間と労力がかかります。読者の方に韓国にまつわる知りたい情報を届け、韓国の事をもっと知ってもらう記事を作成できるよう、構成作業に取り組んでいただければと思います。
何よりも重要な2つのこと
この構成作業で何よりも重要なことが2つあります。
- 読者のニーズを正確に把握する
- 読者のニーズを満たす情報をどこよりも詳しく、分かりやすく紹介する
他にも重要な要素はありますが、何よりも上記2つがしっかり出来ているか出来ていないかが、読まれる記事になるかどうかを左右すると思ってもらって大丈夫です。
構成作業を終わった後に、構成を見返して自信を持って上記の2つが出来ていると言える構成を作成してください。
キーワードの選択に関して
これまでに書いた内容からも、これから書く記事の内容にそれなりに精通しているか、詳しく調べることができることが重要になります。繰り返しになりますが、他の記事より詳しくない記事を書いても読まれません。自信を持って他のサイトの記事より詳しく書けるキーワードを選ぶようにしてください。
構成作成作業の準備をする
- 構成シート一覧フォルダを開きます。
- 作成日に該当する年のフォルダを開き、さらに該当する月のフォルダを開きます。
- フォルダ内に構成シートが格納されているので【サンプル....】となっているファイルを1つ選び開きます。
- ファイル名を変更して準備完了です(変更方法は下記参照)。
【ファイル名変更方法】
【サンプル_21/04/01更新】構成シート_K-Channel
↓
【選んだキーワードをここに貼り付け】構成シート_K-Channel
注意
ファイル名は必ず上記の方法で変更してください。他の方が同じシートを使ってしまうのを防ぐためです。
読者の本質的ニーズを把握する
記事作成の目的は読者の問題解決や新しい情報の提供になります。そのためには、各キーワードにおける読者の本質的ニーズ(読者の悩みや問題、知りたいこと)を明確に把握することが重要です。
読者になりきって想像してみる
【例】「韓国 男子」が検索キーワードの場合
読者がどんな状況に置かれていて、そのキーワードを検索しているかを考えてみましょう。実際に自分がそのキーワードを検索していると仮定し、なぜ検索しているのかを考えてみましょう。
検索結果からヒントを得てみる
対象となるキーワードでGoogle検索をしてみてください。Googleは多くのデータをもとに検索キーワードにおける読者のニーズを読み取った上で、最適な解を提供できるであろう記事を順番に上位表示しています。そのため、検索結果の1ページ目に表示されている記事の内容を確認することで、おおよその読者ニーズを把握することができます。
ココに注意
検索する際は必ずGoogleのシークレットモードで検索してください。またキーワード(半角スペースも含め)正確に入力して検索してください。
(「韓国 男子」検索結果1ページ目の一部)
注意ポイント
検索結果は随時変更される可能性があるので、現在は上の画像のものと異なる場合があります。
韓国男子の恋愛に関する記事が多いことが分かります。このことから、読者の検索理由が「韓国男子の恋愛事情に関して知りたい」ことが想像できます。
読者は、なぜ「韓国男子の恋愛事情」が知りたいのでしょうか?
それは、「韓国男子に興味があって、付き合ってみたい」「好きな韓国人男子がいて韓国人男性に対する理解を深めたい」からでは?と考えられます。これが読者の本質的ニーズになります。
ポイント
- 読者になりきって考えてみることが重要
- これ以上「なぜ?」と問うことが出来ないものが本質的ニーズになります
注意ポイント
検索結果で異なる内容の記事が同じ記事数で表示されている場合(例:韓国男子の恋愛記事5記事、韓国男子のファッション記事5記事など)は、編集部に相談してください。(例)上記画像の3記事目は韓国男子の容姿に関する内容で恋愛ではないが、1記事だけなので恋愛をメインのニーズと仮定しました。
記事のゴールを設定する
読者のニーズが把握できたら次は記事のゴールを設定します。記事のゴールとは、記事を読んだ後に読者にどうなって欲しいのか。どういったアクションをとって欲しいのかです。
記事の目的は読者の問題解決や新しい情報の提供になります。上で決定した読者の本質的ニーズをもとに考えましょう。
【例】「韓国 男子」が検索キーワードの場合
【本質的ニーズ】
「韓国男子に興味があるので、より深く知って付き合ってみたい」
【記事のゴール】
「韓国男子の特徴や性格、恋愛観や理想の女性像がわかり、恋愛で次の一歩を踏み出せる」
検索結果で上位に表示されている記事の内容も参考にしてみましょう。
記事の完成形をイメージし必要な情報を考える
本質的ニーズとゴールが決定しました。読者のニーズを満たし記事を読み終わった後にゴールが達成されるよう、どのような情報が必要かを考えてみましょう。詳細ではなく、大枠のイメージで必要な情報を考えます。
イメージとしては、記事を開いた時、読者は「韓国男子に興味があるので、より深く知って付き合ってみたい」と思っています。どういう情報を提供すればこれが、記事を読み終わった後に「韓国男子の特徴や性格、恋愛観や理想の女性像がわかり、恋愛で次の一歩を踏み出せる」のように読者がなれるかを考えてみましょう。
以下の3つの方法を使って必要な情報を考えてみましょう(3つ全て行ってください)。
検索結果から必要な情報を考える
検索結果の1ページ目に表示されている記事を確認します。本質的ニーズを頭に置き、記事のゴールを達成するために必要と考えられる情報を全て抜き出していきます。
【例】
- 韓国人男性の性格
- 韓国人男性の日本女性に対するイメージ...など
検索結果に表示されている記事内では、「韓国人男性は連絡がまめ」「嫉妬深い」など多くの情報がありますが、これらを「韓国人男性の性格」という大枠でまとめていただいて大丈夫です。
自分の知識や経験から必要な情報を考える
自分の経験などからこの情報は必要。と思うものは加えていきましょう。この部分はオリジナルの部分になり他の記事との差別化にも有効です。
ただ、本質的ニーズを頭に置き、記事のゴールを達成するために必要かをしっかり考えてください。
【例】
- 韓国人男性との交際エピソード...など、
関連キーワードから必要な情報を考える
Keywordtoolを開きます。対象のキーワードを入力し検索します(言語と場所はともに日本語と日本)。すると下記のように関連キーワードが出てきます。これらは、「韓国 男子」と併用して検索されるキーワードの組み合わせの一覧です。要するに読者が知りたい内容になります。
右下のオレンジの部分のコピーを押して、最初に用意したシートの”記事構成タブ”→B列の関連キーワードのところに貼り付けます(値のみ貼り付けで貼り付けてください)。
この関連キーワードの中から、本質的ニーズを頭に置き、記事のゴールを達成するために必要な情報がないかを探していきます。
例えば、下記のような関連キーワードから、韓国人男性の理想の女性像、好きなタイプが知りたい読者がいるということが分かります。これらのように、読者の本質的ニーズにマッチし、記事のゴールを達成するために必要な情報はすべて抜き出していきます。
【実際に考えてみた簡単な記事の大枠と流れ】
必要な情報
- 韓国人男性の特徴や性格
- 韓国男性の理想の女性像
- 韓国男性の日本人女性に対するイメージ ---ここまでで韓国人男性への理解を深めるパート
- 韓国人男性と付き合った時の経験談 --- ここで経験談などの共有をし、付き合うイメージをしてもらう
- 韓国人男性と付き合う方法---実際に付き合うために必要なことや行動の共有 → 私もやってみようと思ってもらう(ゴール)
このような感じで記事の大枠のイメージ(どういった情報をどういう形で紹介していくか)が出来れば完璧です。慣れてくるとキーワードを見ただけでこれらが頭の中にパッと浮かぶようになります。
たくさんの記事を読んで、構成を作っていくことで可能になるものです。最初は時間もかかると思いますが、根気強くがんばりましょう。
記事の大見出し(h2)を作成する
記事の中でどういった情報を出していくかが決まりました。次はいよいよ大見出し(h2)の作成です。見出しを作成するときは、実際に執筆する際にどういったことを書いていくかを考えながら作成することが重要です。
注意ポイント
読者は記事を読みたいわけではありません。悩みや問題を解決したいだけです。そのために記事を読むということを忘れないでください。そのため可能な限り見出しで結論が分かるようにしてください。内容により難しい場合は、最低でもここの見出し内に問題や悩みを解決する情報があると分かるようにしてください。
いい見出しの見本(解説)を意識する
最初に分かりやくてお手本となる見出しを紹介します。下記の見出しは、「CA 身長」というキーワードをもとに作られたとある記事の見出しです。下記の情報を前提になぜいいのかを解説してみました。
【ニーズ】
身長が低くてもCAになれるのか知りたい
【本質的ニーズ】
将来CAになりたい(しかし、自分の身長が低く気になっている)
【ゴール】
CAになるために身長は関係ないことが分かり読者の悩みが解決する上に、CAになるためにより大事なことは人間力だと分かる。
*この記事はPRも兼ねているため最終的にはCAになるために必要な人間力を養うために神田外語学院に進学してもらうことがゴールとなっています。
h2 日系キャビンアテンダントに身長制限はない → 最初の見出しで読者の悩みの答えがわかる
h3.日系キャビンアテンダントに身長160cmの壁はない
h3.外資系航空会社には制限があるので注意
h2.150cm台前半でも内定実績がある
h3..神田外語学院からは153cmのキャビンアテンダントも
h3..機材小型化で身長格差はなくなりつつある----ここまでで身長が関係ないことを提示。読者の悩み解決----
h2.採用の分かれ目は身長ではなく「人間力」
→ CAになりたい人には必須の情報。読者のCAになりたいという本質的ニーズを完璧に把握し、そのために必要な情報を提供(新しい知識・選択肢)
h3..身長の差は「人間力」の差で埋められる
h3.航空会社も「人間力」を重視している---この部分で読者に新しい知識、選択肢の提供をできている---
h2.人間力を磨くなら専門学校に通うのがおすすめ
h3.にわか人間力は役に立たない
h3.専門学校では業界のプロから学べる
【全体ポイント】
まず全体の見出しを見ただけでこの記事に何が書いてあるかが分かります(実際に各見出し内で何が書かれているのかすら想像することができます)。最初の部分の見出しでは、読者の悩みを正確に把握した上で、答えとなる結論を見出しだけで提供。読まずして読者の悩みを解決しています。人間力の部分は、読者のCAになりたいという本質的ニーズを的確に捉え、読者によりよい未来・選択肢を提供することを可能としています。
導入文の大見出しを作成する
重要
導入文の見出しは読者のニーズに完璧にささる見出しを作成することが、その後の記事を読んでもらうために最も重要です
記事は導入文(イントロ)から始まります。この導入文で重要なことは、読者に記事への興味を持ってもらうことです。読者は何らかの問題を抱えているためキーワードを検索し、私たちの記事にたどり着いています。その事を汲み取った上で、「この記事を読めばあなたの問題は解決します」ということ伝えることが重要になります。
さらにいうなら、見出しを見ただけで読者のニーズが満たせてたら(悩みが解決したら)完璧です。
【例】「スマホ 写真 復元」が検索キーワードの場合
⭕️ いい見出し:間違えて削除したスマホ内の写真を復元する方法
❌ 悪い見出し:スマホ内で間違えて削除した写真は復元できる!
「スマホ 写真 復元」と検索する人の本質的ニーズは「間違えて消してしまったスマホ内の写真を復元すること」です。このことを前提に考えると「間違えて削除したスマホ内の写真を復元する方法」という見出しが完璧に読者にささる見出しだというのは想像に難しくないと思います。
一方で、悪い見出しの方は一見、いい見出しに見えます。しかしながら、読者が知りたいのは「スマホ内で削除した写真が復元できるかどうか?」ではなく、「消してしまった写真の復元方法」です。そう考えると微妙にズレているのがお分かりいただけるかと思います。
注意ポイント
上の例のように一見よさそうな見出しでも、微妙にズレている見出しが多いです。最新の注意を払って作成しましょう。
メインボディの大見出しを作成する
ポイント
重要なことは、読者のニーズを満たすために必要な情報がすべて抜き出されていることです。
上の作業で抜き出した必要な情報をもとに大見出しを考えていきます。「記事の完成形をイメージし必要な情報を考える」作業のところでしっかり全て抜き出せていれば問題ありません。読者のニーズを満たすために必要な情報の漏れがないかしっかり確認しましょう。
記事の中見出し(h3)を作成する
大見出しが完成したら、各大見出しの中に入る中見出しを作成していきます。中見出しは、大見出しを細分化したものになります。
検索結果から中見出しを考える
例えば、最初の韓国男子の性格の紹介のところでは、「礼儀正しい」「連絡がまめ」など多くの情報をさまざまな記事が紹介しています。これらの必要な情報はすべて中見出しで紹介していきます。
関連キーワードから中見出しを考える
先程、シートに貼り付けた関連キーワードを見ると、「韓国 男子 優しい」「韓国 男子 嫉妬」「韓国 男子 スキンシップ」など性格に関わりそうなキーワードがたくさん見つかります。これらも漏らすことなく中見出しで紹介していきましょう。
注意ポイント
関連キーワードで出てくるキーワードで必要な情報のものは必ず、そのキーワードを使って大見出しか中見出しか小見出しを作成しましょう。
↓下記の例は、少し前に作成したものなので、大見出しで紹介した例と対応していません。あくまで参考程度にしてください。
記事の小見出し(h4)を作成する
中には小見出しを作成する必要がある情報もあります。例えば、先程の「スマホ 写真 復元」の場合、下記のようになることが想定できます。
大見出し(1):間違えて削除したスマホ内の写真を復元する方法
中見出し(1-1):iPhoneの場合
小見出し(1-1-1) : Aというアプリを使う
小見出し(1-1-2) : Gというアプリを使う
中見出し(1-2):Androidの場合
小見出し (1-2-1):Bというアプリを使う
小見出し(1-2-2) : Lというアプリを使う
必要に応じて小見出しを作成しましょう。
上記はあくまで小見出しの例として作りました。上記のように、読者が知りたい結論を小見出しまで読まないとわからないのはNGです。読者の知りたい結論は、中見出しまでに分かるようにしてください。
記事の見出し作成時の注意点
大見出し(h2)と中見出し(h3)は対応関係にする(h4以下も全て同じ)。
NG例 | OK例 |
(h2)韓国人が整形する理由とは | (h2)韓国人が整形する理由とは |
❌(h3)整形の後は痛みがすごい | ⭕️(h3)韓国の整形は実は安い |
左のNG例は理由を紹介するパートにも関わらず、理由とは関係ないものを紹介しているのでNGです。
その他、見出しに関する決まりは以下になります。
- 22文字以内を目安(出来る限り。長くて読の必要な情報が伝わるならOK)
- 釣り見出しをさける(嘘や本文と違う内容を示唆するもの)
- 主語や目的語を入れる(❌すごい優しい → ⭕️韓国人男性はすごい優しい)
- 見出しの中で?を複数回使用しない
- 1見出しに1つの内容まで。複数の話題を盛り込まない
記事のタイトルを作成する
ポイント
記事のタイトルは読者が記事に興味を持つか持たないか(記事を開いてくれるかくれないか)の最初の重要なステップです。
最後に記事のタイトルを作成します。タイトルを作成する際は、下記を守ってください。
チェックリスト
- 指定されているキーワードをなるべく最初の方で使う
- できる限り32文字以内に納める
- 本質的ニーズをもとに読者が欲しい情報が書いてあることを伝える
- 数字などを使ってより具体的に表現する
- 信頼できると思える情報を入れる(可能であれば。【例】在韓10年の筆者/TWICEオタ歴5年の筆者が
上記すべて重要ですが、一番重要なのは「読者が欲しい情報が書いてあることをタイトル伝えれるか」です。繰り返し述べているように、読者は悩みや問題を抱えているから検索をします。それらを解決できそうだなとタイトルを見て思えばクリックしてくれますし、思えないとクリックしてくれません。可能であればタイトルに答えを入れてもOKです!
読者の本質的ニーズを再度確認し、いまあなたが作成しているキーワードを検索する読者が、クリックしたくなるタイトルを作成しましょう!
【例】韓国男子の性格や特徴から付き合う方法までを旦那が韓国人の筆者が徹底解説!
構成の最終チェックをする
- 読者の本質的ニーズを的確に捉えられているか
- 記事のゴールは適切に設定されているか
- 結論が分かりやすい構成(見出し)ができているか
- 導入文の見出しで結論が分かる(もしくは興味を引く)
- 他のサイトよりも詳しい情報が提供できる構成になっているか
- タイトルは本質的ニーズをもとに読者が欲しい情報が書いてあるか
これらに自信を持ってYES!といえれば、いい記事を書くことができます。厳しく自分に確認してみて下さい。
構成終了後の作業
構成の作成が終わったら、下記の2点を行ってください。
- 担当の編集者に作業終了の報告
- 進捗管理シートのO列にスプレッドシートのURLを貼り付け
注意ポイント
O列を含めシートにURLなどを貼り付ける場合は、セルに直接貼り付けるのではなく、左上にあるfxのところに貼り付けていれてください。*下記画像参照