Contents
構成チームメンバーのマネジメントとは
- (何)採用したメンバーが快適に作業出来て、1日でも長くお付き合いできる関係を築くことです
- (なぜ)メンバーの成長を促し、快適に作業してもらうことでより長く、質の高い作業をしてもらうため
- (いつ)メンバーを採用する段階から辞めるまでずっとです
- (誰が)メンバーとやりとりするすべてのマネージャー
メンバーに仕事を続けてもらうポイント
メンバーを知るところから始める
1日でも長くメンバーにお仕事をしてもらうためにメンバーを知るところから始めましょう。メンバーも何かしらの理由や目的があって、私たちの仕事に応募し、現在働いているはずです。その理由を知り、目的が達成できるように工夫するのが私たちの仕事です。
仕事をする理由(外注編)
- お金のため(副業、お小遣い)
- 経験・視野を広げるため
- 好きなことを仕事にしてみたい(本業では実現できないため)
メンバーの場合、本業とは別で収入源を作るために仕事をしている人が多いです。働く理由が分かれば、ボーナスを用意するなど、様々なマネジメントを的確に行うことが可能になります。
下記の何気ないメッセージにも”旅行に行く”という大きなメッセージがあります。こう行った些細なところから、後日、「旅行どうでしたか?」などの簡単な会話を展開していくことで、より多くの情報を得ることができます。
些細な気遣いが大事
メンバーも人間です。オンライン上の付き合いとはいえ、気にかけることが重要になります。下記のメッセージは何気ない会話ですが、こういった会話の繰り返しが、少しずつ固い関係を作っていきます。
この方は3年間、メンバーとして作業していただきました。どこに住んでいるかや家族構成などなど、カジュアルな会話も気さくにできる関係を築けたことが大きかったです。
挨拶をしっかりする
「いつもお世話になっております。」
「こんにちは!」
など、なんでもいいので挨拶は必ずするようにしましょう。
感謝の気持ちを必ず伝える
会社のクレドにもあるように、感謝することを忘れないようにしましょう。メンバーが手伝ってくれることにより、他の仕事に時間を割いたり、様々なことができるようになっているはずです。
感謝の気持ちをダイレクトに伝えると、とても喜んでくれ、さらにがんばってくれるようになります。この感謝の部分も当然テンプレート的なものを使ってはダメです。少し仲良くなった人であれば、この感謝の部分に顔文字を使ったり、砕けた表現で感謝を伝えるとより相手に伝わります。
例えば
- 内容がまとまった素敵な構成を納品いただけ、助かっておりますm(__)m
- Aさんの構成で作った記事を読むことがいつも楽しみなので納品頂け嬉しいです^^
なるべく良かったところを具体的に伝えて、こちらが喜んでいることを相手に感じてもらえる文章を付け加えると、外注さんにも文章越しに伝わり、非常に効果的です。
「ありがとう」は誰でも人を幸せに出来る魔法の言葉です。しっかり感謝の気持ちを伝えましょう!
作業を褒める
作業を褒められて嬉しくない人はいません。
例えば
- この前の構成で書いた〇〇の記事毎日1000人に読まれてますよ!
- 数ヶ月前の構成と較べてさらに構成の質がアップしていますね!
どこかいい点、よくなった点などを見つけて伝えるようにしましょう!
メッセージテンプレート+@を忘れない
作業効率化のためにテンプレートで作成したメッセージを送ることがあると思います。そういった際は、文末にたった一言でいいので下記のようなものを付け加えましょう。
「愛知県は猛暑ですが、北海道は涼しそうで羨ましいです^^」
「台風が直撃したとニュースでみましたが大丈夫でしょうか?」
「最近暑いのでご自愛ください。」
相手を思いやる気持ちや世間話を付け加えるだけで、こちらの人間味も伝わり、血の通ったやりとりになります。というのも、メールだけのやりとりですと、どうしても機械的になり、雑な人間関係になってしまうからです。
文字だけのやりとりになってしまうと、会って仕事を依頼するよりは確実に辞める率が高くなります。ですので少しでもこちら側の人間味を伝えるというのは重要なことかと思います。
1本の電話はメールの100倍の効果あり
メンバーとのやりとりはメールなどの文章だけという方も多いと思います。騙されたと思って一度電話してみてください。例えば、どれだけ文章で一生懸命熱意や感謝を伝えても1本の電話での感謝には遠く及ばないからです。
ココがポイント
電話は嫌!っていうメンバーも中にはいますので、「電話でお仕事のことお話できますか?」と聞いて「NG」な場合にはやめておくのが得策です。
古風かもしれませんが、人間らしさを重視したコミュニケーションがないと単価が少し高い仕事を見つけるとすぐにそちらに動かれてしまうわけです。
そしてあくまでも電話するときには「褒める(感謝する)」ことしかしません。メールで感謝するよりもいい印象をもってもらえるためです。メールで1万文字で褒めるよりも電話で1分褒めたほうが喜んでもらえますし、その後のポテンシャルも高まり、辞退率もぐんっと下がります。
1ヶ月に1度電話MTGをしてみよう
ワーカーさんの状況を知るためにも1ヶ月に1度でいいので電話にて10分ほど状況を聞きましょう。
電話での内容
- アイスブレイク(世間話)
- 感謝を伝える、褒める
- 作業における悩みや問題点を聞く←改善につなげる
質問例
後日作成
連絡はこまめにする
ビジネスメールは24h以内に返信するのが基本です。顔が見えないやりとりをしている以上、メッセージがなかなか返ってこないと不安になるワーカー様がいらっしゃいます。
時間の都合上、毎回24h以内に返信するのが難しい場合は、毎週返信可能時間帯をチームメンバーに伝えておくといいでしょう。色々な工夫をこなすことで、ほとんどの問題は解決できます。自分なりのやり方を考えてみてください。
ボーナスを検討してみる
ボーナス導入の際に大事なこと
ボーナスは誰にとっても魅力的なものです。ボーナスを受け取ることでワーカーさんのモチベーションを上げることができるでしょう。ただボーナス導入の際は、その内容と目的をしっかり理解した上で行う必要があります。具体的には下記をしっかり確認する必要があります。
- ボーナスを導入することにより得られる効果
- ボーナスを受け取る条件を明確に決める
- 導入するボーナスが本当にワーカーさんが求めているもの
ボーナスを導入することにより得られる効果
ボーナスを導入することでどういった効果が期待できるか、それに対して導入する価値があるかをしっかり判断しましょう。例えば、作業数をより求めるためにボーナスを導入するのであれば、作業数の多さに応じて報酬を増やすなど。
報酬を増やしてでも(支出が増える)得たい効果が本当に得れるのかしっかり確認しましょう。
ボーナスを受け取る条件を明確に決める
ボーナスを導入する場合は必ず受け取りの条件を明確にしましょう。受け取り条件にすれ違いがありボーナスを受け取れないとなるとワーカーさんのモチベーションが非常に下がる原因になりかねません。
ボーナスがワーカーさんの求めているものか
分かりやすいボーナスとして”報酬を上げる”があります。報酬をボーナスに使用する場合は、本当にそのワーカーさんの作業のモチベーションが報酬であるかをはっきりさせた上で行ってください。中には報酬ではなく、新しいスキルや経験を求めて仕事をしておられるワーカーさんもおります。そういった方には、報酬アップはモチベーションアップにつながらないので注意が必要です。
ココに注意
ボーナスの導入は必ず上司に相談した上で導入の判断をしてください
時には契約を解除する勇気も必要
いいワーカーさんだと思い採用したものの、実際に作業をしてみたら「あれ?」と思うメンバーもいます。もちろん、人間なので誰しもミスがあったり、不測の事態が起きたりしますが、下記に該当するメンバーは契約を解除することを検討しましょう。
- 1度指摘したミスを何度も繰り返すワーカー(向上心がない)
- 納期がいつも遅れるワーカー(連絡が遅いも同様)
- 書く技術があまり高くないライター(ライターは技術向上に時間がかかるため)